シャンプー物語 第2章 ‐シャンプーの真実‐ 前篇

人間が髪の毛を洗うことを覚えたのはいつのことでしょう?
平安以前では水で洗うのみと言われています。
平安に入り、一年に一度米のとぎ汁で洗い、においをごまかすのにお香を焚きつけたと言われています。
江戸に入り、卵の白身、茶、椿油などで洗うようになります。
注目すべきは椿油でしょうか。
油汚れは油で溶かす。
当時は油を使い結い上げを行っていました。洗えないときには目の細かい櫛で梳かして汚れを取り除いていました。
明治に入り髪洗い粉といわれるものが登場してきます。
灰などを混ぜたものらしいです。
大正になりうどん粉、ふのり等を使うようになります。
昭和になり初めてシャンプーという名前のものが登場します。
戦中は主に石鹸で洗っていたことが多くまだまだシャンプーは高価なものでした。
戦後結い上げることが少なくなり、やっとシャンプーが普及してきました。
そしてこのへんからです石鹸で髪の毛を洗うなんて
初めて髪の毛の手入れをしようという動きになりました。

その後いくつものスター が登場してきます。
おそらく記憶に残る最古の往年の大スター エメロン(覚えてる人いるかな?)
続いては今なお現役のメリット
ここら辺からアイドルタレントがCMで起用され始めます。
花王のエッセンシャル林寛子
ここから80年代に入り第1次アイドル大戦の幕開けです。
資生堂ヘアコロンシャンプー早見優
そしていよいよ登場はこれも一世風靡しました今なお永遠のアイドルスーパーマイルド小泉今日子
そしてついにはハリウッド女優まで登場してきます!
日本リーバラックススーパーリッチブルックシールズさん)
ここいらから様々な外国人タレント達が入り乱れてきます。
アジエンスチャンチィー)やらパンテーンやらetc。
そして伝説のツバキがやっと登場してきます。
そしていよいよ戦国時代へ!
ヴィダルサッスーンやらmod’s hairやらの外資系のものからヘッドスパを意識し始めたH&S
そして今やトップアイドルに成長しましたレヴール
ツバキがモーニング娘。ならレヴールがAKB48でしょうか (※個人的見解です)

そしてその陰に美容院専売シャンプーが暗躍していたのでした。

後篇に続く。